将棋棋士のタイトル獲得数ランキング【2026年5月時点】羽生善治と藤井聡太のすごさをわかりやすく解説

タイトル戦

将棋界で棋士の実績を語るうえで、非常に重要なのが「タイトル獲得数」です。

タイトルとは、竜王・名人・王位・王座・棋王・王将・棋聖・叡王など、将棋界の頂点を争う棋戦で獲得できる称号のことです。

この記事では、2026年5月時点で確認できるデータをもとに、将棋棋士の歴代タイトル獲得数ランキングを紹介します。

特に注目したいのは、歴代1位の羽生善治九段と、ものすごいペースで記録を伸ばしている藤井聡太竜王・名人です。

将棋棋士のタイトル獲得数ランキング

2026年5月時点のタイトル獲得数ランキングは、次の通りです。

1位 羽生善治 99期

2位 大山康晴 80期

3位 中原誠 64期

4位 藤井聡太 34期

5位 渡辺明 31期

6位 谷川浩司 27期

7位 米長邦雄 19期

8位 佐藤康光 13期

9位 森内俊之 12期

10位タイ 加藤一二三 8期

10位タイ 木村義雄 8期

※日本将棋連盟公式ランキングでは、2026年3月31日対局分までのデータとして、羽生善治99期、大山康晴80期、中原誠64期、藤井聡太34期、渡辺明31期が掲載されています。タイトル数はタイトル戦終了後に加算されます。6位以下については、棋士別成績データベース等も参考にしています。

1位・羽生善治の99期はなぜすごい?

歴代1位は、羽生善治九段の99期です。

これは将棋界でも別格の記録です。

タイトルを1期獲得するだけでも、プロ棋士にとっては大変な偉業です。

タイトル戦に出るためには、予選やリーグを勝ち抜き、さらに挑戦者になったあと、タイトル保持者との番勝負に勝たなければなりません。

羽生善治九段は、それを99回も達成しました。

しかも羽生九段のすごさは、単に数が多いだけではありません。

20代、30代、40代と、長期間にわたって将棋界のトップで戦い続けました。

将棋界は若手が次々に出てくる非常に厳しい世界です。

その中で何十年もタイトル戦線に立ち続けたことが、羽生善治九段の最大の凄さです。

羽生善治といえば七冠独占

羽生善治九段を語るうえで外せないのが、七冠独占です。

当時存在していた主要タイトルをすべて同時に保持した歴史的偉業で、将棋界だけでなく一般ニュースでも大きく取り上げられました。

現在は藤井聡太竜王・名人の八冠達成が有名ですが、羽生善治九段の七冠独占は、将棋界に「一人で全タイトルを持つ」という衝撃を最初に与えた出来事でした。

羽生善治九段は、まさに平成将棋界を象徴する存在です。

藤井聡太の34期はペースが異常

そして、現在最も注目されているのが藤井聡太竜王・名人です。

2026年5月時点で、タイトル獲得数は34期。

歴代4位に位置しています。

この数字だけでも十分すごいのですが、本当に驚くべきなのは獲得ペースです。

藤井聡太竜王・名人は、2016年10月1日付でプロ入りしました。

そして、2020年7月16日に棋聖を獲得し、17歳11か月で史上最年少タイトル獲得記録を更新しました。

つまり、初タイトル獲得からわずか数年で34期まで積み上げていることになります。

これは普通の棋士なら、一生かけても届かないことがある数字です。

藤井聡太はなぜここまで速いのか?

藤井聡太竜王・名人のすごさは、タイトルを「獲る」だけではありません。

本当にすごいのは、タイトルを獲得したあとも、防衛し続けていることです。

タイトル保持者になると、次々と挑戦者が現れます。

挑戦者は、厳しい予選やリーグを勝ち抜いてきた強豪棋士です。

その相手に番勝負で勝ち続けるのは、非常に難しいことです。

しかし藤井聡太竜王・名人は、その防衛戦でも高い勝率を維持しています。

だからこそ、藤井聡太竜王・名人のタイトル獲得ペースは「異次元」と言われるのです。

羽生善治と藤井聡太の違い

羽生善治九段と藤井聡太竜王・名人は、どちらも将棋界の歴史を変えた棋士です。

ざっくり言うと、

羽生善治九段は、長期間トップに君臨したレジェンド。

藤井聡太竜王・名人は、若くして歴史を塗り替えている天才。

というイメージです。

羽生善治九段は、何十年にもわたってタイトル戦線に立ち続けました。

一方の藤井聡太竜王・名人は、プロ入りから短期間で歴代上位に食い込むほどのスピードでタイトルを積み上げています。

どちらが上というより、時代を代表する2人の天才と見ると、将棋観戦がさらに面白くなります。

藤井聡太は羽生善治の99期を超えるのか?

将棋ファンの間でよく話題になるのが、

「藤井聡太は羽生善治の99期を超えるのか?」

というテーマです。

もちろん、これは簡単ではありません。

羽生善治九段の99期は、長年トップで勝ち続けたからこそ到達できた大記録です。

ただし、藤井聡太竜王・名人は、すでに20代前半で34期に到達しています。

現在のペースを考えると、将来的に99期へ挑戦する可能性を期待されるのも自然です。

むしろ、「羽生善治の記録を超えるかもしれない」と語られる時点で、藤井聡太竜王・名人のすごさがわかります。

まとめ

将棋棋士のタイトル獲得数ランキングを見ると、歴代1位は羽生善治九段の99期です。

これは将棋界における金字塔であり、今なお圧倒的な記録です。

一方で、藤井聡太竜王・名人は34期に到達し、歴代4位に入っています。

特にすごいのは、プロ入りからのスピードです。

羽生善治九段が積み上げた「長く強い伝説」。

藤井聡太竜王・名人が見せている「若くして歴史を変える勢い」。

この2人を知ることで、将棋観戦はさらに面白くなります。

関連記事

藤井聡太は羽生善治の99期を超えるのか?


コメント

タイトルとURLをコピーしました